エアコンを選んでいるけど安いのか高いのか費用相場が分からず、購入を躊躇していませんか?
エアコンの費用相場は、エアコン本体の価格だけでは判断できません。
エアコン本体の費用以外にも、取り付けにかかる費用があるためです。
この記事では、エアコンにかかわる費用相場から選び方まで解説します。
この記事を読めば納得してエアコン購入できるようになるので、損しないエアコン選びができますから、ぜひ参考にしてください。
エアコンの値段相場|安いものは3万円~
エアコンは安いものであれば3万円ほどで購入できますが、値段相場はランクによって大きく変わります。
ランクによって搭載されている機能が違うためです。
- 最上位モデル
- ミドルモデル
- ベーシックモデル
同じエアコンでも、どのランクかによって価格帯が変わるのです。
また何畳用のエアコンかによっても値段は変わり、一般的な値段相場は以下のとおりです。
畳数 | 相場 |
6畳 | 30,000~60,000円 |
8畳 | 50,000~100,000円 |
12畳 | 60,000~90,000円 |
14畳 | 80,000~120,000円 |
16畳 | 90,000~160,000円 |
18畳 | 100,000~160,000円 |
20畳 | 170,000~230,000円 |
23畳 | 180,000~260,000円 |
26畳以上 | 270,000~350,000円 |
最上位モデルだと、上記最安値に+10万された値段が相場です。
またエアコン購入時には、以下費用も発生します。
- エアコン取り付け費用
- 追加費用
- 古いエアコンの取り外し費用
それぞれの費用相場について解説します。
エアコン取り付け費用の相場
エアコン購入と同時に、取り付け費用相場についても知っておきましょう。
畳数 | 相場 |
---|---|
6~12畳 | 1,000~13,000円 |
14~18畳 | 15,000~18,000円 |
20畳 | 24,000円~ |
引っ越し・移設 | 8,000~22,000円 |
取り付けてくれる業者によって費用は変わりますが、安いか高いかの判断材料にできます。
エアコン取り付け時に追加工事が必要な場合があり、具体的な費用相場は以下のとおりです。
追加工事名・追加パーツ名 | 相場 |
室外機をベランダに置けない場合 | 3,000-20,000円 |
エアコン用コンセント増設 | 12,000-20,000円 |
100Vから200Vへの変圧工事 | 3000円~ |
配管延長 (室外機と室内機をつなぐパイプ) | 1mにつき2,000~4,000円 |
室外配管カバー | 5,500円~ |
室内配管カバー | 5,500円~ |
タイルの穴あけ | 5,400円~ |
コンクリートの穴あけ | 12,000円~ |
耐火キャップ | 3,000円~ |
エアコン取り付け時に工事やパーツが追加されることがありますから、上記取り付け費用を参考にしてください。
古いエアコンの取り外し費用の相場
エアコン新規取り付けではなく交換の場合、古いエアコンの取り外しにも費用がかかります。
取り付け業者によって費用は変わりますが、費用相場は「4,000~5,000円」です。
家電量販店でエアコンを購入する場合、無料回収サービスがあるかもしれません。
その場合はサービスを利用したほうが良いですが、個別で業者依頼する際は費用相場を参考にし、安いか高いかを判断しましょう。
エアコンの選び方
取り付けるエアコンと環境が合っていないと、冷暖房機能を効率的に使えないため、エアコンの選び方を知っておきましょう。
エアコン選びは取り付ける部屋の畳数を基準にでき、具体的には以下要領で選びます。
6~10畳 | 一人暮らしのワンルーム、寝室、子ども部屋 |
12~20畳 | リビングやダイニングなどの広い部屋 |
22畳以上 | 吹き抜けのあるリビング、広いダイニング |
上記はあくまで畳数のみを基準としていますが、他にも見るべきポイントがあります。
エアコンの選び方について、詳しく解説します。
設置する部屋のサイズと種類を確認する
最初にエアコンを設置する部屋のサイズと種類を確認しましょう。
部屋に合っていないエアコンを選んでしまうと、冷暖房効果が得られないためです。
エアコンカタログの表記を知っていないと正しい判断はできません。
たとえば「6~7畳(9~11平方メートル)」とカタログに表記されているエアコンの場合、以下のような選び方ができます。
- 木造平屋の南向きの和室の場合6畳、鉄筋のマンションで南向きの中間層の洋室7畳
- 屋根に近い部屋である場合、通常よりも熱がこもりやすいので、大きめのエアコンが好ましい
ちなみにカタログに表記されている数値は、基本的に東京がベースとなっています。
また設置する部屋の特徴を知っていれば、冷暖房機能効果の高いエアコンを選べるようになりますから、設置する部屋のサイズと種類を確認するのが重要なのです。
エアコンに搭載したい機能を決める
最近のエアコンは多機能で高性能なものが多いですから、どんな機能が必要かを決めましょう。
たとえば以下の機能が搭載されているエアコンは人気が高く、選ばれやすい傾向です。
フィルター自動清掃 | エアコン運転終了後、自動的にフィルターのホコリをブラッシングし、清掃してくれる機能 |
空気清浄 | 浮遊する空気の汚れをエアコン内部のフィルターでキャッチしてくれる機能 |
快適除湿 | 室温を下げすぎずに除湿してくれる機能 |
どんな機能が必要かでエアコンの選び方が決まりますから、あなたの求める環境を想像し、必要な機能を選びましょう。
各メーカーの特徴を把握しておく
各メーカーの特徴を把握しておくことで、どのエアコンにするか選びやすくなります。
メーカーによって強みが違いますから、同じ機能でも性能に差が出ているためです。
冷房機能や暖房機能以外にも
- 空気清浄機能
- 加湿除湿機能
- 自動洗浄機能
上記機能などはメーカーによって性能が違います。
そのため各メーカーの特徴を知っていれば、重視したいと思う機能があった際の判断基準にできます。
値段の相場を把握して、あなたに合ったエアコンを購入しよう
今回はエアコンにかかわる費用相場から選び方までを説明しました。
エアコンの費用相場はランクや畳数によって変わり、取り付け費用によっても多岐にわたります。
一度購入したらあまり買い替えない買い物ですから、費用相場を知って損しないエアコンを選びましょう。
それぞれの費用相場をすべて把握するのは難しいので、この記事を「エアコン選びのチェックリスト」としてお使いください。
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